数年前より「既婚者合コン」「既婚者サークル」という名称の集まりが行われるようになりました。
昨年、とあるテレビ番組でこれらが取り上げられ、知名度が上がったためか、これらを主宰する団体も増えています。
いろいろな出会いを求める既婚男性・女性が集まるこのパーティー、いったいどんな内容なのでしょうか?
既婚者合コン・既婚者サークルを謳う団体は増えていて、首都圏だけでも20以上はあるのではないでしょうか。
それだけ注目度も高く、人も集まるということなのでしょう。
「既婚者サークル」と言っても、実態としては集まって飲むというものなので、こちらも形としては合コンです。
参加資格があるのは既婚者のみ。
最近はそれに加え、年齢制限や、男性の収入・身長制限(年収〇〇〇万円以上の~)・容姿制限(さわかやな印象の~)など、婚活パーティー並みに細分化が進んでいます。
とある参加女性から聞いた話では
「とにかく男性の参加希望が多いから、条件を付けないといろんな人が来ちゃうから…」
と言っていました。
たしかにほとんどの既婚者合コンは男性の募集枠は満員で、女性の空きがあるという状態。
男性の参加枠に比較的余裕があるのは、男性の参加条件がハイスペックな場合です。
全体を通して見るとほぼ毎週のように、既婚者合コンはどこかしらで開催されています。
比較的開催頻度が高いのは土日、次に平日夜。
少ないながらも平日昼間にも開催があります。
既婚者合コンでは20代の参加者は稀で、30~40代が中心となります。
そのため会場となるお店も大衆居酒屋といった場所ではなく、ホテル内のレストランや、こだわりの食事を楽しめる隠れ家レストランなどが使われます。
そういうお店を使うせいか、男性の参加費はやや高め。
8,000円~10,000円程度に設定されています。
参加費がやや高いというのも、一種の選別効果(?)があるのかもしれません。
女性は3,000円程度が主流のようです。
一回の参加者は、男女それぞれ8名~15名程度。
男女が偏りが無いように主催者は努力されているようで、中には「万一男女どちらかが〇人に達しなければ開催しません」という良心的な合コンもあります。
会場に入ると男女それぞれ3~4人ずつが向き合って座るテーブルが用意され、このテーブルが3~4つあります。
婚活パーティーと違ってユニークなのは、最初のテーブルに座った人同士が一つのチーム(?)のようになるところ。
例えば2時間の合コンの場合、30分経つと主催者が席移動をアナウンス。
その合図で男性3人が一緒に隣のテーブルに移り、そこで待つ3人の女性と「はじめまして」となります。
席移動のアナウンスについては、移動の数分前に予告アナウンスが入るため、そのタイミングで一斉にLINE交換が始まります。
コース料理の場合、男性はそれぞれの料理を違うテーブルで食べるという、やや慌ただしい面もあり、人によっては
「食べた気がしない」
という感想を言う人も。
男性がすべてのテーブルを回り終え、そこでの30分が終わるとお開きになります。
二次会は主催者が用意する場合と、参加者同士で場所を決めて移動するパターンがあります。
盛り上がると三次会でカラオケ、なんていう流れもあります。
二次会は主催者が関与しないので、ついつい羽目を外しちゃう人もいるようです…
平日の場合、男性はスーツの人が多い印象です。
奥さんには「仕事」と言って家を出てくるのかも…
女性の場合は、やや着飾ったぐらいの感じの人が多いようです。
ただし皆さん、“女性らしさ”には気を遣うようで、パンツを履いてくる人は稀です。
既婚者合コンに参加する男性はほとんどの場合、その場を楽しむというよりは、そこで知り合った女性と後々個人的に親しくなりたいと考えている人が多いようです。
あまり多くは無いですが、二次会には行かずに、特定の女性をお茶や飲みに誘う男性もいます。
女性の場合、知らない人と話をする場を楽しみに来る人と、彼氏となる人を見つけに来ている人に別れるように思います。
また、「たまには女性として扱われたい」という気持ちの人も多いように思います。
これだけ頻繁に既婚者合コンが開催されていると、常連さんも存在します。
そのため「また会いましたね」なんて言われて、ちょっと気まずい思いをするケースもあるようです。
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